現金またはそれに近いもの
2016-07-08
資金繰り表は、現金(またはそれに近いもの)の収支を表にしたものですが、
この、「現金(またはそれに近いもの)」とは、一体どうものなのでしょうか?
具体的には、【a】広い意味での現金と、【b】現金とみなすものを合わせたものとなります。
つまり、
現金(またはそれに近いもの) = 【a】広い意味での現金 + 【b】現金とみなすもの となります。
【a】広い意味での現金
広義の現金は、「文字通りの現金」に次のものを加えたものです。
- 普通預金
- 当座預金
【b】現金とみなすもの
現金ではないが、流動性が高くて、比較的容易いに現金化できるものは現金とみなします。
- 3ヶ月以内の定期預金
- 短期手形(通常、振出日後2か月程度以内の支払期日が記載されている手形)
- コマーシャルペーパー(CP)
- 公社債投信
まとめ
現金(またはそれに近いもの)とは、文字通りの現金に加えて、換金性、流動性の高いものを加えたものを指します。
具体的は以下のようなものです。
- (文字通りの)現金
- 普通預金
- 当座預金
- 3ヶ月以内の定期預金
- 短期手形(通常、振出日後2か月程度以内の支払期日が記載されている手形)
- コマーシャルペーパー(CP)
- 公社債投信
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